数と計算

わり算のあまりって何?分けきれずに残る数の正体|小学生の算数【数と計算】

分けきれないと出てくる「あまり」

14このおはじきを、4こずつのふくろに分けていきます。

4こ、8こ、12こと入れていくと、ふくろは3つできて、おはじきは2こ残ります。

この残った2こが「あまり」です。

分けている間は、4こそろうたびに新しいふくろが1つできていきます。

ですが最後は4こに足りず、2こだけが分けきれずに残りました。

わり算のあまりは、こうして「ぴったり分けきれずに残った数」のことをいいます。

まずは、この残る数がいつも持っている決まりから見ていきます。

14このおはじきを4こずつ囲んで3つのまとまりを作り、分けきれず残った2こを赤で示した図

あまりはなぜわる数より小さいの?

さっきの例で、もし残りが4こあったら、どうなるでしょうか。

4こそろっていれば、それだけでもう1つふくろが作れてしまいます。

残りが4このときは、まだ分けている途中で、あまりとは呼べません。

のこり3こはあまりのまま、のこり4こは4こそろって新しいまとまりになる様子を上下に並べた図

ぴったり分けきれたときは、残りが0こになります。

分けきれずに残るのは、多くても1こ・2こ・3こまでで、4こになることはありません。

だから4でわったときのあまりは、必ずわる数の4より小さくなります。

これはわる数がいくつのときでも同じで、あまりはいつもわる数より小さい数にしかなりません。

もし計算して、あまりがわる数と同じか大きくなったときは、まだ分けきれていない合図です。

もう一度、まとまりをもう1つ作れないか見直してみてください。

わる数×商+あまりで、わられる数にもどる

今度は、あまりのあるわり算を、もとの数にもどしてみます。

14÷4は、商が3であまりが2でした。

ふくろ1つ分が4こで、それが3ふくろあるので、4×3=12こになります。

ここに、分けきれず残った2こを足すと、12+2=14こで、もとのおはじきの数にぴったりもどります。

式にすると、わる数×商+あまり=わられる数、という形になります。

この4×3のかけ算は、わり算がもともと持っている「同じ数のまとまりがいくつ分」という意味から来ています。

このもどし算は、あまりのあるわり算の答え合わせにそのまま使えます。

わり算の答えが合っているか不安なときは、この式にあてはめてみると、まちがいに気づけます。

たしかめると、4×3=12、12+2=14で、わられる数と同じになりました。

ポイント

  • あまりは、わり算でぴったり分けきれずに残った数です。
  • あまりは必ずわる数より小さくなります(4でわるなら0〜3)。
  • わる数×商+あまり=わられる数。この式でわり算の答えを確かめられます。

練習問題

【練習問題】①

23÷5の商とあまりを求めましょう。

タップで答えを見る

答え:商4、あまり3

5のまとまりが4つで5×4=20、23までののこりは3です。3は5より小さいので、これがあまりになります。

【練習問題】②

7でわったとき、あまりにできる数はいちばん大きくていくつですか。

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答え:6

あまりはわる数の7より小さくなるので、なれるのは0から6までです。その中でいちばん大きい数が6になります。

【練習問題】③

6でわったら、商が4であまりが5になりました。わられる数はいくつですか。

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答え:29

わる数×商+あまり=わられる数なので、6×4+5を計算します。6×4=24、24+5=29です。あまりの5はわる数の6より小さいので、正しいあまりになっています。

まとめ

あまりは、わり算でぴったり分けきれずに残った数でした。

残りがわる数と同じだけそろうと、もう1まとまりになってしまうので、あまりは必ずわる数より小さくなります。

そして、わる数×商+あまりを計算すると、わられる数にもどります。

わり算をしてあまりが出たら、①あまりがわる数より小さいか、②確かめ算でわられる数にもどるか、この2つをたしかめてみてください。

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