立体図形

知ってるだけで得をする!立体図形|小学生の算数【図形】

立体図形は、三角形四角形のような平面の図形とは少し違います。

厚みがあって、空間の中に広がりを持っている図形です。

まず、立体図形を見るときに押さえておきたい3つの要素を整理します。

立体図形には「面・辺・頂点」がある

立体図形を観察するとき、最初に注目するのが「面」「辺」「頂点」の3つです。

面は立体の表面を構成する平らな部分、辺は面と面が交わってできる線、頂点は辺と辺が集まる点です。

この3つが、立体図形を整理するときの基本的な見方になります。

直方体と立方体を並べて比較した図

 

直方体と立方体を見てみる

直方体は、6つの面がすべて長方形(または正方形)でできた立体です。

縦・横・高さの3つの長さで形が決まります。

立方体は直方体の仲間ですが、12本の辺がすべて同じ長さになっています。

6つの面がすべて同じ大きさの正方形です。

面・辺・頂点の数を確認する

直方体と立方体はどちらも、面が6つ、辺が12本、頂点が8つあります。

形は違いますが、数の上ではまったく同じです。

ポイント

  • 面:立体の表面を構成する平らな部分
  • 辺:面と面が交わってできる線
  • 頂点:辺と辺が集まる点
  • 直方体・立方体ともに面6・辺12・頂点8

「柱(ちゅう)」ってどんな立体?

立体図形は大きく「柱」と「錐」の2種類に分けることができます。

まずは「柱」から見ていきます。

柱という名前の通り、上下に同じ形が並んでいるのが特徴です。

上と下に同じ形の面があり、それを側面でつないだ形になっています。

三角柱と四角柱の構造を示した説明図

 

柱の特徴を整理する

三角柱は底面が三角形、四角柱は底面が四角形です。

底面の形によって名前が変わりますが、どちらも共通して「上下に同じ形の底面が2つある」という点が柱の定義です。

底面は手前と奥に1枚ずつ、合わせて2枚あります。

側面はすべて長方形になります。これも柱に共通する特徴です。

上下の底面が同じ形・同じ大きさで、真っ直ぐにつながっているから側面が長方形になるわけです。

「高さ」は底面と底面の距離

柱の高さは、上の底面から下の底面までの垂直な距離を指します。

ポイント

  • 底面が2つある(上下に同じ形)
  • 側面はすべて長方形
  • 底面の形によって「三角柱」「四角柱」と名前が変わる
  • 高さ=底面から底面までの距離

「錐(すい)」ってどんな立体?

錐は柱とは少し違う形をしています。

底面は1つだけで、そこから上に向かってだんだん細くなり、最後は1つの頂点で終わります。

三角錐と四角錐の構造を示した説明図

錐の特徴を整理する

三角錐は底面が三角形、四角錐は底面が四角形です。

柱と同じように、底面の形によって名前が変わります。

柱との大きな違いは2つあります。

1つ目は底面が1枚しかないこと、2つ目は側面がすべて三角形になることです。

底面から頂点に向かって面が細くなっていくため、側面は必ず三角形の形になります。

柱と錐を並べてみると

四角柱と四角錐の形を見比べた図

形を見比べると、柱は上下に同じ形が続いているのに対して、錐は下から上へ向かってすぼんでいくのが分かります。

三角柱 四角柱 三角錐 四角錐
底面の形 三角形 四角形 三角形 四角形
底面の数 2つ 2つ 1つ 1つ
側面の形 長方形 長方形 三角形 三角形
てっぺんの頂点 なし なし あり(1つ) あり(1つ)

ポイント

  • 底面が1つだけ
  • 側面はすべて三角形
  • 上に向かってすぼんで頂点で終わる
  • 底面の形によって「三角錐」「四角錐」と名前が変わる

練習問題

【練習問題】①

三角柱の面は、全部でいくつありますか?

タップで答えを見る

答え:5つ

三角柱は底面が上下に2枚あり、側面の長方形が3枚つきます。2+3で、面は全部で5つになります。

【練習問題】②

四角錐の面は、全部でいくつありますか?

タップで答えを見る

答え:5つ

四角錐は底面が1枚で、そこに側面の三角形が4枚つきます。1+4で、面は全部で5つになります。

【練習問題】③

下の図のような六角柱の面は、全部でいくつありますか?

底面が六角形の六角柱の見取図

タップで答えを見る

答え:8つ

六角柱は底面が六角形なので、側面の長方形が6枚つきます。底面が上下に2枚あるので、6+2で、面は全部で8つになります。

まとめ

立体図形は「面・辺・頂点」の3つの要素で成り立っています。

そして大きく「柱」と「錐」に分けることができます。

柱は底面が2つで側面が長方形、錐は底面が1つで側面が三角形。これが最もシンプルな整理の仕方です。

この区別が頭に入っていると、初めて見る立体図形でも「これは柱だな」「これは錐だな」と判断しやすくなります。

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